2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2J10-14] 実験解析

2019年9月12日(木) 14:45 〜 16:05 J会場 (共通教育棟 2F D22)

座長:左近 敦士(近大)

15:00 〜 15:15

[2J11] 238U中性子捕獲γ線と核分裂即発γ線計数率比の235U濃縮度依存性

名内 泰志1、佐藤 駿介1、*鈴木 求1、佐野 忠史2、宇根崎 博信2 (1. 電中研、2. 京大複合研)

キーワード:238U中性子捕獲γ線、核分裂即発γ線、中性子照射ガンマ線スペクトル測定、235U濃縮度、Am-Be中性子源

KUCAで93wt%-235U濃縮度燃料と天然ウラン金属燃料を組み合わせて平均濃縮度3.1wt%、5.4wt%の未臨界体系を構築し、Am-Be中性子源で駆動して、体系外でγ線スペクトルを測定した。238Uの中性子捕獲γ線と核分裂γ線の計数率比の濃縮度による変化は、238U/235U数密度比の変化とよく整合した。