2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2J15-17] 新型炉開発1

2019年9月12日(木) 16:05 〜 16:55 J会場 (共通教育棟 2F D22)

座長:西山 潤(東工大)

16:05 〜 16:20

[2J15] 高温ガス炉核的予測精度高度化のための研究開発

(2)KUCAを用いたHTTR模擬炉心における逆動特性解析

*高橋 和暉1、中嶋 國弘1、左近 敦士2、芳原 新也2、橋本 憲吾2、深谷 裕司3、佐野 忠史2 (1. 近畿大学大学院総合理工学研究科、2. 近畿大学原子力研究所、3. 原子力機構)

キーワード:京都大学臨界集合体実験装置、黒鉛体系、HTTR模擬炉心、逆動特性解析

京都大学臨界集合体実験装置(KUCA)のB架台においてHTTR模擬炉心を作成し、制御棒落下や中心架台落下実験を行い時系列データの取得を行った。取得された時系列データに対して逆動特性解析を行った結果、各検出器の位置依存性が確認された。更に、C1及び中心架台のように大きな反応度価値を有する場合、積分法と最小二乗逆動特性法の解析結果に有意な差異が確認された。