2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2K08-11] 新型炉開発

2019年9月12日(木) 16:35 〜 17:40 K会場 (共通教育棟 2F E21)

座長:日比 宏基(MFBR)

16:50 〜 17:05

[2K09] マイクロ・リアクターの普及可能性と開発課題

*田中 隆則1 (1. 原環セ)

キーワード:小型モジュール炉、マイクロ・リアクター、炉型戦略

SMR(Small Modular Reactor)は、脱炭素社会のニーズ、再生可能エネルギーの大量導入時代の分散型電力システムへの対応、より高い安全性を求める社会的要請との親和性などの観点から、国際的に関心が高まっており、様々な開発計画が進められている。SMRのうち、特に出力の小さい原子炉(Micro-Reactors)については、可搬型としての利用も構想されるなど、幅広い利用形態が考えられる。今後の原子力利用において、Micro-Reactorsの果たす役割と普及可能性を展望するとともに、その実現のための課題を考察する。