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[2M09] 原子炉廃止措置のための中性子断面積の共分散推定
キーワード:廃止措置、クリアランス、不確かさ、中性子断面積、共分散、Bayesian Monte Carlo
原子力施設の廃止措置で大量に発生する低レベル廃棄物(L1からL3及びクリアランス)の処理処分の最適化には、評価対象となる核種に対する信頼性の高い計算による評価及び測定並びにそれらの持つ不確かさを正しく把握することが不可欠である。前者の計算では、これまで評価対象となる核種ごとの断面積の不確かさを考慮した評価が行われてこなかった。本研究では、クリアランス検認において重要であると考えられる核種について、計算による評価の不確かさを把握するために必要な核データ評価コード群T6を用いてBayesian Monte Carlo法により中性子断面積の共分散を推定した。