[2M15-19] 医療用RI

[2M19] 荷電粒子入射反応における医療用放射性核種¹⁶⁹Yb生成断面積測定実験

*齋藤 萌美¹、合川 正幸¹、坂口 理哉¹、右近 直之²、小森 有希子³、羽場 宏光³、Sandor Takacs⁴ (1. 北大、2. 福島県立医大、3. 理研、4. ハンガリー原子核研究所)

キーワード：医療用放射性核種、イッテルビウム-169、生成断面積

¹⁶⁹Ybは、小線源治療に用いられている¹²⁵Iや¹⁹²Irの代替核種として期待されている医療用放射性核種である。その生成手法決定のために重要なデータの一つである生成断面積の測定を荷電粒子入射反応実験について系統的に行ってきた。実験は理化学研究所AVFサイクロトロンを使用し、放射化法、積層箔法およびガンマ線スペクトロメトリーを用いた。本発表では、これまで行なってきた¹⁶⁹Tmへのアルファ粒子、重粒子入射反応実験、^natErへのアルファ粒子入射実験の結果について比較検討を行なう。