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[2N03] 全方向コンプトンイメージングに基づく放射線源可視化・定量法の開発
(1)隠匿された線源の可視化・定量に関する基礎検討
キーワード:コンプトンイメージング、線源推定
放射性物質を用いたテロや放射性物質の紛失・盗難時の対策における隠匿された放射線源の特定手法として、全方向コンプトンカメラによるガンマ線源の位置および線源強度の推定手法の開発を行っている。本発表では、薄い壁の裏に隠匿されたCs-137線源の位置・強度の定量についての基礎実験をもとに、本手法の適用性を検討した結果を報告する。