2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[2O01-09] 地震、断層変位PRA

2019年9月12日(木) 09:30 〜 11:55 O会場 (共通教育棟 3F A34)

座長:牟田 仁(東京都市大)

10:30 〜 10:45

[2O05] 断層変位フラジリティ評価手順の妥当性確認

(1)全体応答モデルの台湾集集地震石岡ダム被害への適用例

*堤 英明1、二階堂 雄司2、美原 義徳2、原口 龍将3、酒井 俊朗1、蛯沢 勝三1 (1. 電中研、2. 鹿島、3. 三菱重工)

キーワード:断層変位フラジリティ、V & V、断層変位挙動、妥当性確認

著者等は、断層変位フラジリティ評価の枠組みや手順の妥当性について確認を進めている。その一環として、台湾/集集地震(1999年)における石岡ダムの被害データを参考にして解析的に手順を検討した。その際、全体応答モデル(梁要素,地盤バネ要素・ギャップ要素)を用いて地盤とダムの全体変形挙動やその解明に有効な評価指標を把握した。本報告では、原子力施設の変位フラジリティ評価への拡張を踏まえて、それらの検討結果を纏めた。