[2O10-18] 津波PRA

[2O18] 仮想プラントへの適用を通した津波フラジリティ評価手法の高度化研究

(4)異なる波源から発生する津波による影響のPRAへの取り込み方法

*藤岡 文平¹、織田 伸吾¹、西 愛歩²、木村 達人²、甲斐田 秀樹³、木原 直人³ (1. 日立GEニュークリア・エナジー、2. 東電設計、3. 電力中央研究所)

キーワード：津波、PRA、事故シーケンス評価

寄与度分析の結果を踏まえて設定される津波ハザード評価は、津波PRAへの入力となる津波ハザード曲線が複数存在する。既往の津波PRAでは、入力となるハザード曲線は単一の曲線である事が多く、複数津波ハザード曲線を入力とした事故シーケンス評価の定量化手法は確立されていなかった。本報告では複数津波ハザード曲線を入力とした場合の津波PRA事故シーケンス評価の手法について検討した。また、複数のハザード曲線を統合した単一の曲線の定量化手法との比較を行い、その利点と欠点について考察した。