2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-1 原子炉機器,輸送容器・貯蔵設備の設計と製造

[2O19-20] 原子炉機器、貯蔵設備の設計と保全

2019年9月12日(木) 17:10 〜 17:45 O会場 (共通教育棟 3F A34)

座長:安達 晃栄(東電HD)

17:10 〜 17:25

[2O19] ドイツにおける使用済核燃料貯蔵の現状調査

*石川 智之1、林 隆康1、金光 義崇2、川越 雄太2、木村 文香2、Jürgen Skrzyppek3、Linus Bettermann3 (1. CTC、2. ITC、3. GNS)

キーワード:金属キャスク、MOX燃料、乾式貯蔵施設、中間貯蔵施設、鋳造製金属キャスク

日本国内において、金属キャスクによる使用済燃料乾式貯蔵が開始されている。将来の知見や、先行キャスクの検査要件、及び使用済燃料の貯蔵実績の観点から、先行してドイツ国内で実施されている原子力発電所サイト内乾式貯蔵施設及び金属キャスク(MOX燃料貯蔵も含む)について、サイト内貯蔵方式、貯蔵施設(2018年12月現在14サイト、約600基)、装荷使用済燃料の燃焼度、冷却期間、及び貯蔵期間の実績(2016年12月、約430基)を調査した。併せて、EnBWフィリップスブルク発電所、ネッカーウェストハイム発電所のサイト内中間貯蔵施設(建屋・トンネル方式)の施設設備及び貯蔵・管理状況の調査(2018年6月)内容を報告する。