2019年秋の大会

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[2O_PL] 技術の現場と倫理との相互作用

AI技術を例に

2019年9月12日(木) 13:00 〜 14:30 O会場 (共通教育棟 3F A34)

座長:大場 恭子(JAEA)

[2O_PL02] 技術開発に倫理を組み込むこと

人工知能の事例から

*久木田 水生1 (1. 名大)

倫理的議論からの洞察をより深く反映した原子力技術とは、もしそれが可能であるとすれば、どのような姿たりえるだろうか。それを方向付けるための技術と倫理との相互作用は、どのように為されるべきだろうか。近年発展の著しい人工知能(AI)分野では、学協会や産業界が倫理専門家を巻き込んで議論を重ね、独自の倫理原則や行動指針等を策定し、技術の目指すべき方向性を見定めようとする動きが盛んにみられる。本セッションでは、AI分野における技術と倫理の相互作用の経験を踏まえつつ、今後の原子力技術をめぐる技術専門家や実務者と倫理専門家との協働のあり方、職能団体や学協会における倫理委員会の役割等について議論を深めたい。