[3C05-09] 解析、シナリオ評価、システム開発4

[3C05] 新型転換炉原型炉ふげんにおける解体撤去状況及び今後の計画

*荒谷 健太¹、石山 正弘¹、粟谷 悠人¹、宮本 勇太¹、手塚 将志¹ (1. 原子力機構)

キーワード：廃止措置、ふげん、解体撤去

新型転換炉原型炉ふげんは、2018年3月に廃止措置の第1段階（重水系・ヘリウム系等の汚染の除去期間）を終了し、現在は第2段階（原子炉周辺設備解体撤去期間）に移行している。第1段階においては、放射能レベルの比較的低いタービン系設備の解体撤去に着手し、2017年度までに大型機器である主復水器等の解体撤去を完遂する等、廃止措置を着実に進めてきた。第2段階では、2023年度からの原子炉本体解体に向けた準備作業として原子炉周辺設備の解体撤去を行う計画としている。本発表では、次工程への円滑な移行を目指し、第1段階の解体におけるデータ・知見等を踏まえ検討した第2段階の解体撤去作業計画について報告する。