2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3C10-15] 事故炉の廃止措置技術2

2019年9月13日(金) 14:45 〜 16:20 C会場 (共通教育棟 1F C13)

座長:島田 太郎(JAEA)

15:45 〜 16:00

[3C14] 燃料デブリ用収納缶の開発

(14)収納缶蓋構造の検証試験

*長平 大介1、内山 秀明2、松岡 寿浩3、岩嶋 智也4、宮本 和1、廣坂 和馬1、松下 雄一1、上野 学1 (1. IRID/日立GE、2. IRID、3. IRID/MHI、4. IRID/東芝エネルギーシステムズ)

キーワード:燃料デブリ、収納缶、構造強度、落下試験、ひずみ、蓋構造

燃料デブリ用収納缶の構造強度評価上、影響が大きいと考える動的事象発生時の構造強度評価手法構築を目的として、収納缶蓋構造模擬体を用いた落下・転倒試験を実施した。試験は収納缶の取扱い時に万一の発生を想定して鉛直落下(落下時の収納物浮上り・蓋への衝突)、転倒、収納缶上部への収納缶の鉛直落下を模擬した。試験の結果、蓋の破損や脱落はなく、衝撃荷重を受けても燃料デブリの閉じ込め性が確保できる見込みを得た。