2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3C10-15] 事故炉の廃止措置技術2

2019年9月13日(金) 14:45 〜 16:20 C会場 (共通教育棟 1F C13)

座長:島田 太郎(JAEA)

16:00 〜 16:15

[3C15] 燃料デブリ用収納缶の開発

(15)使用済燃料を用いた水素発生試験によるα線の影響検討(その2)

*宮本 和1、内山 秀明2、松岡 寿浩3、岩嶋 智也4、長平 大介1、松下 雄一1、石田 一成1、上野 学1 (1. IRID/日立GE、2. IRID、3. IRID/MHI、4. IRID/東芝エネルギーシステムズ)

キーワード:燃料デブリ、収納缶、α線、放射線分解、G値、使用済燃料、水素発生

水の放射線分解による水素発生におけるα線の影響を評価するために,粒径が異なる2種類の使用済燃料ペレット片(以下,ペレット片)を用いた水素発生試験を実施した。その結果,20~300μmのペレット片を用いた場合の水素発生速度は1000~4000μmのペレット片を用いた場合と比較して2倍程度大きくなった。これより,水素発生量評価には燃料デブリ粒径の影響を考慮する必要があることが分かった。