[3D_PL01] 量研(QST)の放射線影響・被ばく医療研究
機構誕生から3年目の再改革(QST ver.2)を経て目指すもの
東京電力福島第一原子力発電所の原子力災害から8年が経過し、保健物理・環境科学分野をとりまく環境は変わりつつある。基礎研究を含む継続的で地に足のついた研究には、国立研究開発法人をはじめとする大規模研究所の役割は重要で期待も高い。福島災害以前から保健物理・環境科学分野を牽引してきたQST、JAEAから、当分野に焦点を絞った研究の現状、組織体制および中長期の研究計画を共有することによって、相互連携のさらなる強化の可能性や、その他の組織団体が積極的に取り組むべき課題などの抽出を目指す。