2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[3E10-15] 実燃料デブリ特性

2019年9月13日(金) 14:45 〜 16:25 E会場 (共通教育棟 2F A23)

座長:宇埜 正美(福井大)

15:30 〜 15:45

[3E13] 福島第一原子力発電所の原子炉格納容器内等で採取された試料の分析

(4)ウラン含有粒子に着目した詳細分析

*鈴木 晶大1、佐藤 一憲2,3、溝上 暢人3,4、伊東 賢一3,4、溝上 伸也3,4 (1. NFD、2. JAEA、3. IRID、4. 東電HD)

キーワード:福島第一原子力発電所事故、ウラン含有粒子、SEM-EDS、TEM-EDS

福島第一原子力発電所の格納容器から採取したサンプルのSEM-EDS観察を行ったところ、鉄さびやその他のPCV内材由来成分のほか、ZrやFe等を含んだμmオーダーのウラン含有粒子が観察された。ウラン含有粒子のTEMによる詳細分析を進めたところ、c-(U,Zr)O2、t-(Zr,U)O2、Zr(O)、UO2等の相が単独相もしくは複数相を成すさまざまな性状の粒子が見られた。