2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-3 燃料再処理

[3I10-12] 蒸発・乾固2

2019年9月13日(金) 14:45 〜 15:35 I会場 (共通教育棟 2F D21)

座長:鈴木 達也(長岡技科大)

15:15 〜 15:30

[3I12] 硝酸溶液からの蒸発・乾固にともなうルテニウムの揮発挙動

四酸化ルテニウム生成に及ぼす共存硝酸塩の影響

*加藤 徹也1、宇佐見 剛1、塚田 毅志1 (1. 電中研)

キーワード:高レベル廃液、ルテニウム、揮発、冷却機能喪失

高レベル濃縮廃液貯槽の冷却機能喪失が長時間に及んだ場合、廃液の蒸発・乾固にともないルテニウム(Ru)の一部が揮発性のRuO4として放出される。本研究では、RuO4の生成挙動に及ぼす共存硝酸塩の影響を調べることを目的として、廃液中の主要な成分であるセリウム、ネオジム、ジルコニウム等とRuの混合硝酸塩を加熱し、放出されたRuO4を質量分析装置で測定した結果を報告する。