[3I_PL02] 多様な原子力発電シナリオに対する諸量評価
原子力産業界はエネルギー産業としての岐路に立っているのではないか、という危機感を感じている。この課題の中心は「核燃料サイクルの成立性」であることに他ならない。本委員会ではこの命題を詳細に検討するため、まず関連する状況を各専門家より見聞するとともにいくつかのシナリオ設定の下でのエネルギーに関連する諸量を概観した。次に、委員のそれぞれの立場を離れ、この命題に対する「論点」を広く募った。この論点に対してどのように検討していくかが最も重要であると考えており、試行錯誤を行っている。本セッションでは、第一期における委員会活動の内容をご紹介し、広く会員の皆様のご意見を募りたいと考えている。