2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[3J05-09] 新型炉設計2

2019年9月13日(金) 10:35 〜 11:55 J会場 (共通教育棟 2F D22)

座長:竹田 敏一(福井大)

11:05 〜 11:20

[3J07] 凸型炉心形状による再臨界防止固有安全高速炉に関する研究開発

(4)炉心形状工夫や中性子吸収体導入の効果

*高木 直行1、矢野 眞理1、若林 利男2、舘 義昭3 (1. 東京都市大、2. 東北大、3. JAEA)

キーワード:高速増殖炉、再臨界、炉心形状、中性子吸収材

一般的に高速炉の炉心は最大反応度体系として設計されないため、炉心崩壊事故で燃料が凝集した際には再臨界が生じ機械的エネルギーが発生する可能性がある。本報告では4年間にわたり実施してきた研究成果の内、炉心形状の工夫や中性子吸収体の導入により再臨界を回避する炉心概念に関する検討の成果をまとめて報告する。