2019年秋の大会

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一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[3L06-09] 核融合炉材料2

2019年9月13日(金) 10:55 〜 12:00 L会場 (共通教育棟 2F E22)

座長:叶野 翔(東大)

11:40 〜 11:55

[3L09] 純タングステン粉末より作製されたレーザ積層造形体の高密度化挙動

*山本 貴文1、波多野 雄治2、原 正憲2 (1. 富山大(富山県産業技術研究開発センター)、2. 富山大)

キーワード:純タングステン、レーザ積層造形法、3Dプリンティング

3Dデータから迅速かつ複雑な形状が作製できるレーザ積層造形法(3Dプリンティング)の原料粉末に純タングステンを用いて、得られた造形体の高密度化挙動を調査した。レーザ照射条件を変化させて得られた造形体に対し、アルキメデス法を用いて密度を評価した結果、最高で相対密度98.2 %を示すことが分かった。さらに、この造形体内部の欠陥から放出されるガス成分を四重極型質量分析計を用いて分析した結果、造形体には造形時に不活性ガスとして導入したアルゴンが含まれることが明らかとなった。