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[3N07] transXend検出器を用いたエネルギー分解CT撮影における低被ばく化法の検討
キーワード:エネルギー分解CT、X線、電流測定、アンフォールディング、被ばく線量
X線を電流として測定する要素検出器からなる検出器システム,transXend検出器を用いて,エネルギー分解X線CT測定法の開発を行っている. transXend検出器を2次元化するため,2種のリボン状吸収体を格子状,帯状に配置する手法を報告した.しかしこれらの手法ではtransXend検出器としての画素が大きくなる.これを解決するため,X線管出口に複数の吸収体を配置する方法を考案した.この方法では画素サイズは用いる2次元検出器の画素サイズであるが,吸収体の種類の数だけ被検体を照射する必要があり,被ばく量が増大する欠点がある.本発表では,吸収体を交換しつつ,測定する被検体の角度を変化させることで,低被ばく化を実現する方法を報告する.