2019年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[1L08-13] 各種PRA手法

2019年3月20日(水) 14:45 〜 16:25 L会場 (共通教育棟2号館 3F 36番)

座長:張 承賢(東大)

14:45 〜 15:00

[1L08] 人間信頼性評価手法の比較・検討と課題の摘出

*氏田 博士1,2、井手 善広1 (1. アドバンスソフト、2. 原子力安全推進協会)

キーワード:THERP手法、EPRI手法、IDHEAS手法、HCR/OREカーブ、TRCカーブ

人間信頼性解析(HRA, Human Reliability Analysis)の手法として、従来THERP手法が用いられてきたが、最近、EPRI手法という新しい手法が提案されている、また新たにIDHEAS手法が開発中である。
上記3種類のHRA手法について、以下の3種類の課題を検討した。
認知のメカニズムが文脈依存であることを考えると、認知エラーが操作エラーを卓越する 認知エラーの推定において、認知メカニズムによる推定(CBDT, M, Cause Based Decision Tree Method)と時間依存の推定の使い分け 認知エラーの時間依存の推定において、EPRI手法やIDHEAS手法で採用されている余裕時間と操作時間の比を取るHuman Cognitive Reliability/Operator Reliability Experiment (HCR/ORE)カーブとTHERPにあるTime Reliability Correlation(TRC)カーブの使い分け