2019年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3E11-16] 核データ測定

2019年3月22日(金) 14:45 〜 16:25 E会場 (共通教育棟2号館 2F 22番)

座長:岩元 洋介(JAEA)

15:45 〜 16:00

[3E15] 制動放射光を用いた鉛206 の共鳴散乱断面積の測定

*静間 俊行1、岩本 信之2、牧永 綾乃3、R Massarczyk4、R Schwengner5、R Beyer5、D Bemmerer5、M Dietz5、A Junghans5、T Kogler5 (1. 量研、2. 原子力機構、3. 帝京大学、4. LLNL、5. HZDR)

キーワード:核共鳴蛍光散乱、光吸収断面積

ドレスデン-ロッセンドルフ研究所(HZDR)の制動放射光を用いて、Pb-206の共鳴散乱ガンマ線の測定を行った。その結果、励起エネルギー3.7から 8.2MeV領域において、88本の共鳴準位とともに準連続状態に基づく散乱ガンマ線を観測し、共鳴散乱断面積を求めた。また、得られた散乱断面積データを用いて、不安定核 Pb-205の中性子捕獲断面積の評価を行った。