2020年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1A11-13] 放射線(能)測定・線量計測2

2020年9月16日(水) 16:00 〜 17:00 A会場 (Zoomルーム1)

座長:寺田 宏明(JAEA)

16:00 〜 16:15

[1A11] 瓦礫等による放射線源の評価手法を反映した線量評価システムの高度化

*川崎 郁夫1、髙木 俊弥1、久米 恭2、河瀬 宇宙3 (1. INSS、2. 若狭湾エネ研、3. 関西電力)

キーワード:線量評価システム、放射線源、ドローン、放射線測定、線量率マップ

INSSが従来から開発してきた線量評価システム(SADOSE)に関し,東京電力㈱福島第一原子力発電所事故の反映として,原子力災害時に発電所構内で瓦礫等による放射線源が出現した際の被ばく線量を評価し,加えるための手法を検討した.(公財)若狭湾エネルギー研究センター(以下,「若狭エネ研」という)との共同研究により,日本原子力発電㈱(以下,「原電」という)が上空からドローンを用いて測定した放射線データを活用して,若狭エネ研において上空での線量分布を地上における線量分布にする換算式を作成した.INSSにおいて,線量評価システムに発電所上空で測定した放射線量を地上1 mでの線量に換算する機能および線量率マップ上への放射線源表示機能を追加し,線量評価システムの高度化を図った.