2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-3 燃料再処理

[1F07-10] 蒸発乾固・乾式プロセス

2020年9月16日(水) 14:45 〜 16:00 F会場 (Zoomルーム6)

座長:澤田 佳代(名大)

15:00 〜 15:15

[1F08] 高レベル濃縮廃液の沸騰乾固事故の研究

(8)貯槽から放出された揮発性Ruの移行経路におけるLPFの検討

*熊谷 幹郎1、小玉 貴司2、衣旗 広志2、鈴木 和則1、林 慎一郎1、松岡 伸吾1 (1. 株式会社UI技研、2. 日本原燃株式会社)

キーワード:ルテニウム、高レベル濃縮廃液、再処理

廃液が沸騰し乾固状態に至るまでに水、硝酸、NO2および揮発性Ruが気相に放出される。気相成分がセルに移行すると、冷却されて凝縮液が壁面に生成する。凝縮液にNO2が吸収され、亜硝酸を含む凝縮液には揮発性Ruが吸収される。本報告では、モデル経路の壁面で生成する凝縮液の温度、酸濃度および気相中のNO2濃度を予測し、前報の結果を利用して揮発性RuのLPFを評価した結果を報告する。