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[1F10] 乾式再処理プロセスの改良による塩廃棄物固化体の発生量削減の検討
キーワード:乾式再処理、使用済塩処理、ゼオライトカラム、平衡吸着量、塩廃棄物固化体
乾式再処理マスバランス評価コードについて、使用済塩処理工程におけるゼオライトへのFP吸着量を実験により評価した平衡吸着量に基づいて求めるなどの改良を行った。このコードを用いて40t-HM/y(発電量6.4GWe年に相当)の金属燃料を処理するプラントを対象に、種々のプロセス改良案が塩廃棄物固化体の発生本数削減に及ぼす効果を定量的に評価した。使用済塩をゼオライトカラムで処理する前に希土類FPの90%をSi電極に回収し、酸化物に転換してガラス結合ソーダライト製造時のガラス原料成分として利用することにより、塩廃棄物固化体本数を22%削減できる見込みが示された。