2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1G08-11] 高速炉熱流動1

2020年9月16日(水) 14:45 〜 16:00 G会場 (Zoomルーム7)

座長:張 承賢(東大)

15:00 〜 15:15

[1G09] ナトリウム冷却高速炉におけるマルチレベル・シナリオシミュレーション技術開発

(15)マルチレベルシミュレーションシステムの開発

*堂田 哲広1、横山 賢治1、田中 正暁1、髙田 孝1、大島 宏之1 (1. JAEA)

キーワード:ナトリウム冷却高速炉、連成解析、プラント動特性解析、CFD解析、核-熱流動連成計算

ナトリウム冷却高速炉(SFR)の安全基盤技術の1つとして、SFRの設計オプショ ンに柔軟に対応し、設計で想定される運転状態に対して高効率解析から高精度な現象予測解析までを1つのシステムで実行できるマルチレベルシミュレーションシステムの開発を進めてきた。本報では、総合的な妥当性評価として米国高速実験炉「EBR-II」SHRT-45R試験を対象に、プラント動特性コードをベースとして、着目する物理現象に対する詳細解析コード(CFDコード、燃料集合体解析コード、核特性解析コード)を連成させた解析を実施し、詳細度レベルを変えた評価が可能であることを確認した結果を報告する。