2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-2 炉設計と炉型戦略,核変換技術

[1I01-04] 革新炉開発

2020年9月16日(水) 10:30 〜 11:45 I会場 (Zoomルーム9)

座長:相澤 直人(東北大)

11:00 〜 11:15

[1I03] 核熱ロケット推進用原子炉における再処理プルトニウムの利用

*岡垣 昌樹1、Cassiano R. E. De Oliveira2、Patrick J. McDaniel2、Willem F. G. Van Rooijen1 (1. 福井大、2. ニューメキシコ大)

キーワード:核熱ロケット、核熱推進、SULEU、再処理プルトニウム

月以遠の有人宇宙探査においては推進機関の性能が実現の鍵を握っている。化学ロケットのような既存の推進機関では計画の遂行が困難であると考えられているため、高性能な推進機関の開発が必要とされている。核熱ロケット推進は、現在は主に米国で、化学ロケットより高性能な推進機関として開発が進められている。本研究では、既存の核熱ロケット推進モデルよりも更に性能の向上を図るため、燃料に再処理 Pu を添加した体系の解析を行った。解析にはオークリッジ国立研究所の SCALE コードシステムを用いた。