2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 404-1 核不拡散・保障措置・核セキュリティ技術

[1J01-04] 核不拡散・核セキュリティ技術1

2020年9月16日(水) 10:00 〜 11:10 J会場 (Zoomルーム10)

座長:相楽 洋(東工大)

10:00 〜 10:15

[1J01] 大規模公共イベント等における核・放射性物質モニタ技術開発

(1)広域モニタリングシステムの開発

*高橋 時音1、小泉 光生1、木村 祥紀1、富川 裕文1、佐藤 優樹1、寺阪 祐太1、鳥居 建男1、山西 弘城2、若林 源一郎2、持丸 貴則1,3 (1. JAEA、2. 近大、3. ナイス)

キーワード:核セキュリティ、大規模公共イベント、核・放射性物質検知、放射線イメージング、放射線量分布マッピング

日本原子力研究開発機構では、文部科学省核セキュリティ強化等補助事業の下、広域における放射性物質検知技術開発を進めている。本プロジェクトでは、大規模公共イベント等において、核・放射性物質を用いたテロ行為等を未然に防ぐため、それらを広い範囲にわたってモニタリングし、迅速に検知するための技術・装置を開発する。廃炉環境国際共同研究センターが開発したガンマ線源可視化技術の核セキュリティ現場への応用、GPSを用いた放射線量マッピング技術の高度化、核物質検知のための中性子源検出器の開発の3つを軸として、個々の技術の開発と伴にそれらを連携・統合させ、多角的・効率的なモニタリングシステムを開発する。将来的には、ドローンや自走式ロボットに搭載し、広域でのモニタリング、検知、核種同定などを自動・遠隔で実施するシステムの構築を目指す。