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[1J04] レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析技術開発
(2)データ取得システム開発
キーワード:中性子共鳴透過分析法、レーザー駆動中性子源、データ取得システム
核不拡散技術開発の一環として、レーザー駆動中性子源を用いた核共鳴透過分析システム(中性子飛行時間(TOF)測定システム)の技術開発を行っている。高強度パルス中性子源を用いたTOF測定を行う際、パルス発生時のフラッシュ、多くの中性子が一時期に来ることから、検出器(特に光電子増倍管)のベース電圧に揺らぎが生じることがあり、計数率も非常に高くなる。ベース電圧の揺らぎは、単純にパルス整形してパルス波高を計数するデータ収集システムにおいて、データ取得効率が下がる要因となる。また、計数率が高くなるほど、データ処理時間等の影響からデータ取得効率が下がる。本研究では、データ取得効率を高く保つ波形処理法を確立するため、高速波形デジタイザを用いて、ビーム照射後から波形を全て記録し、実験後に別途波形処理手法の開発を進めた。その結果を報告する