15:30 〜 15:45
[1J11] 3.11・10年を前に福島再論への公開論議の試行と若干の知見
キーワード:福島再論、アイク-3.11、国際的視点、歴史的理解、広範論議
3.11から10年を目前に、福島事象の次世代への伝達には格別の考慮が必須である。筆者はこのほど「運転管理技術者の視点による福島核発爆発の淵源的素因 ―福島再論にむけての覚書― 」を技術誌に投稿し、いくつかの反応を得ており報告する。
再論の趣旨は、3.11に至る過程での核科学技術の基本的視点の推移への我が国科学技術分野での認識と対応状況の態様と影響への考察であって、前報の「1962年ケネディ・シーボーグ報告の福島事象への影響」もその一端であり、アイク方針以来の歴史的認識である。
読者からの反応は多様であり、予期と同じくの「全く初めての知見であり目が醒めた思い」から「原発肯定は許されない」と幅が広い。意外には「思い違い・文意認識不能」があり、従来論議にはなかった主題への理解困難と国際的知見の欠落状況が目立った
なお、筆者は公益事業運転管理技術者の責務として問題抑止・保安専一であり、核発賛否への辞はこれまでに皆無である。
再論の趣旨は、3.11に至る過程での核科学技術の基本的視点の推移への我が国科学技術分野での認識と対応状況の態様と影響への考察であって、前報の「1962年ケネディ・シーボーグ報告の福島事象への影響」もその一端であり、アイク方針以来の歴史的認識である。
読者からの反応は多様であり、予期と同じくの「全く初めての知見であり目が醒めた思い」から「原発肯定は許されない」と幅が広い。意外には「思い違い・文意認識不能」があり、従来論議にはなかった主題への理解困難と国際的知見の欠落状況が目立った
なお、筆者は公益事業運転管理技術者の責務として問題抑止・保安専一であり、核発賛否への辞はこれまでに皆無である。