2020年秋の大会

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II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[1M09-12] ガンマ線・X線測定2

2020年9月16日(水) 15:55 〜 17:05 M会場 (Zoomルーム13)

座長:富田 英生(名大)

15:55 〜 16:10

[1M09] TlBr指向性放射線検出器を用いたVPCの製作と評価

*野上 光博1、人見 啓太朗1、鳥居 建男2、佐藤 優樹2、谷村 嘉彦2、川端 邦明2、渡辺 賢一3、小野寺 敏幸4、石井 慶造1、高橋 浩之5 (1. 東北大、2. JAEA、3. 名大、4. 東北工大、5. 東大)

キーワード:放射線計測、臭化タリウム、高放射線場、ガンマ線スペクトロメーター、VPC

高線量場においてガンマ線イメージングを行うことを目的に新しいイメージング装置VPC(virtual pinhole camera)についての研究を継続的に行っている。現在までの研究により、TlBr半導体検出器の前後に遮蔽体(鉛)を配置した構造の指向性検出器がVPCを構成する指向性検出器に適していることを明らかにした(2019年秋の年会2N09にて報告済み)。
本発表では、TlBr指向性検出器および、複数のTlBr指向性検出器から構成されるVPC本体の高線量場における指向性について評価を行った結果を報告する。