2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[1N04-06] 不確かさ評価

2020年9月16日(水) 10:55 〜 11:50 N会場 (Zoomルーム14)

座長:中山 梓介(JAEA)

11:10 〜 11:25

[1N05] 廃止措置における放射化放射能量の不確定性の評価

*網谷 達輝1、稲倉 恒法1、山野 直樹1、田中 健一2、石塚 知香子1、水野 良治3、渡邉 将人4、千葉 敏1 (1. 東工大、2. エネ総研、3. 中電CTI、4. 中部電力)

キーワード:廃止措置、クリアランス、中性子断面積、共分散、不確かさ、Total Monte Carlo

原子力施設の廃止措置で大量に発生する低レベル廃棄物の処理処分を最適化するためには、信頼性の高い計算による評価と測定並びにそれらの不確かさを正しく評価することが不可欠である。計算の不確かさをより正確に求めるため、これまでに我々は、クリアランス検認において重要な核種である60Coと152Euを生成する59Coと151Euの中性子断面積の共分散を推定した。本研究では、それらの結果から核データの不確かさが放射化放射能に与える影響を、ORLIBJ40を用いたTotal Monte Carlo計算によって求めた。