2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2B07-11] 安定化・固定化2

2020年9月17日(木) 14:45 〜 16:10 B会場 (Zoomルーム2)

座長:中瀬 正彦(東工大)

15:00 〜 15:15

[2B08] 福島第一廃炉汚染水処理で発生する廃棄物の先行的処理に係る研究開発

(8)低温処理固化可能性検査手法の検討

*谷口 拓海1,2、並木 仁宏1,2、大杉 武史1,2、曽根 智之1,2、黒木 亮一郎1,2、菊地 道生3、山本 武志3、大塚 拓3、金田 由久4、大澤 紀久4 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 国際廃炉研究開発機構、3. 電力中央研究所、4. 太平洋コンサルタント)

キーワード:福島第一原子力発電所、水処理二次廃棄物、スクリーニング検査、セメント固化、AAM固化

セメントやAAMによる固化処理プロセス(低温処理技術)の成立性および固化体性能は、汚染水処理から発生する様々な廃棄物の物理化学的性状の影響を受け、廃棄物の性状によっては混練中の急結といった処理プロセス自体が成立しない事態も起こりうる。このため実処理に先立ち、対象廃棄物の低温固化処理に対する適用可能性を簡易に検査・評価する手法を検討した。試験概要及び得られた検討結果の一部を紹介する。