10:35 AM - 10:50 AM
[2D03] Technical options of radioactive waste management for the second half of the 21st Century, in consideration of Pu utilization and less environmentally impacted geological disposal
(17)Study on the reduction of foot-print of geological repository by combination of time factors in backend process and waste emplacements at geological repository
Keywords:Waste management, Storage of spent nuclear fuel, Vitrification, Storage of vitrified waste, Geological disposal
環境負荷低減型地層処分の1つの目標として地層処分場面積の削減が挙げられる。様々な研究において高レベル放射性廃棄物(HLW)から発熱性核種を分離することによる地層処分場面積削減効果が示されている。一方、発熱性核種の半減期の観点からHLWの貯蔵期間を長期間設けることで発熱量の低減も可能であり、地層処分場面積の削減が期待される。本研究では①再処理前の使用済燃料冷却期間と②ガラス固化体処分前貯蔵期間をバックエンドプロセスにおける時間因子として設定し、それらが如何にガラス固化体の発生本数や発熱特性に寄与するのか検討を行った。加えて多様なガラス固化条件や地層処分場での廃棄体定置方式を組合せた際の地層処分場面積を評価した。その結果、HLWの貯蔵期間による地層処分場面積の削減効果を明らかにした。