2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[2E08-13] 窒化物燃料

2020年9月17日(木) 14:45 〜 16:25 E会場 (Zoomルーム5)

座長:伊藤 邦博(NDC)

15:15 〜 15:30

[2E10] 安全性・経済性向上を目指したMA核変換用窒化物燃料サイクルに関する研究開発

(16)気孔形成材を用いた焼結密度制御のTRU窒化物実証試験

*髙木 聖也1、高野 公秀1、音部 治幹1 (1. 原子力機構)

キーワード:マイナーアクチノイド、窒化物燃料、ポアフォーマ、焼結

MA核変換用窒化物燃料に関して、気孔形成材添加による焼結密度制御技術制御のための基礎的な知見を得るため、(Np,Zr)Nに熱分解性ポリマー微粒子を添加し焼結試験を実施することで、技術的な成立性を評価した。添加したポリマー微粒子は、模擬窒化物燃料を用いて選定したポリエステル系及びポリエチレン系の材質のものを用いた。TRU含有窒化物燃料においても、ポリマー微粒子の添加量による密度制御が十分に可能で、燃料組織としても健全な状態を保っていることが確認できた。