[2F07-11] Fuel Cladding and Dose Rate Reduction

[2F07] Effect of reaction time for Ce reaction of fuel cladding material in FBR

*Takanori Tanigaki¹, Yuichi Tabata¹, Kei Nakagawa¹, Ken-ichi Fukumoto¹ (1. Research Institute of Nuclear Engineering, University of Fukui)

Keywords:metallic fuel, FCCI, rare earth element

燃料交換を行わず、長期運転を想定しているNa冷却型小型高速炉は、「燃料-被覆管化学的相互作用（FCCI）」への対処が非常に重要となってくる。過去、金属燃料FCCIに関して、炉内・炉外試験が行われているが、長時間試験後の反応相や反応深さについて明らかとなっていない。本件では金属燃料FCCIの主要元素の一つであるCeと高速炉燃料被覆管候補材であるPNC-FMS鋼の反応試験（610℃×1h、100h、300h、1000h）を実施し、長時間試験後の反応相や反応深さについて確認することを目的とする。現在、1h,100,300hの反応試験が終了し、試験時間に増加による最大反応深さの増加、CeFe₂を主体とする反応相を確認した。1000hの結果については当日報告する。