2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2H03-06] 計算コード開発1

2020年9月17日(木) 10:40 〜 11:55 H会場 (Zoomルーム8)

座長:小池 啓基(MHI)

10:55 〜 11:10

[2H04] FRENDY/MGの開発

(2)コードシステムCBZ用の多群断面積ライブラリの作成

*千葉 豪1、山本 章夫2 (1. 北海道大学、2. 名古屋大学)

キーワード:FRENDY/MG、中性子多群実効断面積、NJOY

FRENDY/MGの検証を目的として、FRENDY/MGを用いて汎用炉物理解析コードシステムCBZ用の多群ライブラリを作成し、超小型高速炉の臨界特性の計算を行った。NJOY-99コードにより作成した多群ライブラリを用いた結果との比較を行い、Jezebel、Godivaといった裸体系において数pcm以内、Flattop-U等の反射体付き体系において30pcm以内で実効増倍率が一致することを確認した。また、実効増倍率の差異を摂動計算により分析し、反射体付き炉心において見られた差異が非分離共鳴領域でのカレント重み全断面積に起因することを明らかにした。