2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2I04-06] 小型炉概念1

2020年9月17日(木) 11:00 〜 12:00 I会場 (Zoomルーム9)

座長:小山 正史(電中研)

11:30 〜 11:45

[2I06] 安全性・信頼性を高めた小型SFRの開発

(3)小型SFRのプラント概念の構築

*諸星 恭一1、松村 篤1、井上 智之1、田村 省吾1、碓井 志典2、坂場 弘2 (1. MFBR、2. MHI)

キーワード:高速炉、小型炉、ヒートマスバランス

社会的要請に応じて柔軟に出力アップが可能なプラント概念を構築するため、プラント出力アップシナリオとして冷却系機器の開発コストの抑制を狙った冷却系統ループ数の増加により対応するシナリオを設定した。
このシナリオに基づき出力200MWe級のプラント概念を構築した。具体的にはタンク型炉の経済性を向上するため原子炉容器径を小さくできるヒートバランスを設定した上で主冷却系統機器数の最小化及び炉心を偏心配置した原子炉構造概念を設定するとともに将来的に同一構成の冷却系統を増設することにより出力アップが可能となるプラント概念を構築した。