14:45 〜 15:00
[2J09] 微視的平均場模型を用いたU-236の核分裂経路を構成するエネルギーの分解
キーワード:核データ、核分裂、平均場模型、有効相互作用、ポテンシャルエネルギー面
核子自由度から原子核を記述する微視的平均場模型は、未知の核分裂に関する核データを整備する有効な手段の一つである。
現行の微視的平均場模型では、エネルギー密度汎関数法に基づく有効相互作用が利用されているが、
核分裂に関するものは整備されておらず、また核分裂現象を記述する際に重要な要素も明らかになっていない。
そこで、これまでに原子核物理で整備された有効相互作用を用いて計算し、微視的平均場模型で核分裂経路を調べる事にした。
U-236を対象に原子核の伸長と質量非対称度に注目して、三次元座標空間表示で拘束条件付き平均場模型で核分裂経路を計算した。
本講演では核分裂経路を構成するポテンシャルエネルギー面を特徴別に7つのエネルギー項に分解し、それぞれのふるまいを報告する。
現行の微視的平均場模型では、エネルギー密度汎関数法に基づく有効相互作用が利用されているが、
核分裂に関するものは整備されておらず、また核分裂現象を記述する際に重要な要素も明らかになっていない。
そこで、これまでに原子核物理で整備された有効相互作用を用いて計算し、微視的平均場模型で核分裂経路を調べる事にした。
U-236を対象に原子核の伸長と質量非対称度に注目して、三次元座標空間表示で拘束条件付き平均場模型で核分裂経路を計算した。
本講演では核分裂経路を構成するポテンシャルエネルギー面を特徴別に7つのエネルギー項に分解し、それぞれのふるまいを報告する。