[3A_PL02] Current situation of environmental radiation monitoring and activities of Radiation Science and Technology Subcommittee
放射線影響分科会は福島事故後、放射線被害と社会混乱を最小限にとどめることを目指し、放射線被ばくのリスクをめぐる情報の整理と一般の人との対話を継続してきました。事故9年を迎えた現状においても、環境修復と被ばく線量低減化対策、住民の被ばく線量の再構築、また除染により除去された土壌等に関連しても多くの残された課題があります。本企画では分科会に関わる3部会(分野)での企画や一般発表を中心とした動向を総括するとともに、飯舘村長泥地区での再生利用実証事業例も参照しながら、行政側および専門家側の双方の立場から住民との協働・合意形成における課題について理解を深め、今後の分科会のあり方について議論を行います。