2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[3B01-06] 核分離変換

2020年9月18日(金) 10:00 〜 11:45 B会場 (Zoomルーム2)

座長:加藤 潤(JAEA)

10:15 〜 10:30

[3B02] MA分離変換技術の有効性向上のための柔軟な廃棄物管理法の実用化開発

(28)顆粒体製造用連続式ロータリーキルンの運転条件の最適化

*遠藤 洋一1、鈴木 晶大1 (1. NFD)

キーワード:柔軟な廃棄物管理、ロータリーキルン法、高レベル廃棄物顆粒体、高レベル廃液

本研究で用いた連続式ロータリーキルン試験装置で定常状態を実現可能な最大廃液流量を示し、その流量時における廃液が乾燥部に保持される際の体積及び分布位置を求め、実規模ロータリーキルンの乾燥部の長さを示した。炉心管の回転速度及び傾斜角度をパラメータとして模擬廃棄物の移動速度を求め、か焼に必要な時間・顆粒化に必要な壁面移動量を確保する実規模ロータリーキルンの回転速度、傾斜角度、か焼部・顆粒化部の長さを示した。実規模ロータリーキルンでの条件を模擬して最適化された運転条件のもと、連続式ロータリーキルン試験装置で顆粒体を作製し、顆粒体の生成を確認した。