2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[3D01-06] 事故炉の廃止措置技術3

2020年9月18日(金) 10:00 〜 11:45 D会場 (Zoomルーム4)

座長:川崎 大介(福井大)

11:00 〜 11:15

[3D05] 廃止措置における配管減肉の予測とモニタリングに基づく配管システムのリスク管理

(11)周期的な傷をもつ粗面での反射による広帯域超音波への影響

*中本 裕之1、Philippe Guy2、高木 敏行3,4、内一 哲哉3,4 (1. 神戸大、2. INSA de Lyon、3. 東北大、4. ELyTMaX UMI 3757)

キーワード:非破壊計測

本研究では配管の厚さと内面の粗さを同時に非破壊で計測するための超音波の減衰にもとづく粗さの推定方法の確立を目的とする.特に広帯域のプローブを用いて広い範囲の周波数の超音波を一度に計測し,高速フーリエ変換により算出した複数の周波数の振幅スペクトルを算出する.この振幅スペクトルにもとづいて異なる周波数の超音波の振幅を算出,その減衰から配管の粗さを推定することを想定し,その高精度化について実験的に検証した.