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[3H05] 核種生成量不確かさ評価のためのランダムサンプリング法における核データの確率分布の想定の影響の評価
キーワード:半減期、核分裂収率、対数正規分布
核データの不確かさに起因する燃焼後組成の不確かさ評価のためのランダムサンプリング法では一般的に正規分布が想定されている。しかし、核データの不確かさの情報は評価済み核データファイルには共分散データのみが定義されており、核データが従う確率分布は明示されていない。正規分布を想定したランダムサンプリングでは不確かさが大きい場合負値が出現する問題がある。この問題を解決するため負値が検出されない確率分布である対数正規分布を想定してランダムサンプリングを行う。また、想定する確率分布を変更した場合、不確かさ評価結果にどのような影響を与えるかについても同時に調査する。手法としては正規分布を想定する場合と対数正規分布を想定する場合の2ケースでランダムサンプリングを行い、得られた不確かさ評価結果を統計量に着目して定量的に比較することで、想定する確率分布の差異が不確かさ評価結果に与える影響について検討を行う。