[3J01-06] 原子力教育

[3J05] 原子力・放射線安全リーダーシップに関するIAEA国際スクールの取り組み

*若杉 圭一郎¹、明石 眞言² (1. 東海大学、2. 茨城県竜ケ崎保健所)

キーワード：GSR Part2、安全文化、リーダーシップ、マネージメント、アクティブラーニング

原子力・放射線分野の安全利用を担う次世代リーダーの育成を目的として，IAEAと東海大学が締結した原子力安全教育分野における実施協定に基づき実施した研修プログラム（国際スクール）の内容について報告する。スクールには，日本・アジア諸国の中堅の人材を対象に29名が参加し，グループワークやケーススタディーなどを活用したダイナミックな教育アプローチを通じて，リーダーとしてのあるべき姿や適切な振る舞い、他者への接し方などのスキルを高めるトレーニングを行った。原子力安全において安全文化やリーダーシップの醸成には，従来型の一方的に知識を与える方法ではなく，参加・対話重視の教育コンテンツが非常に重要であることが参加者の意見から明らかとなった。