[3J_PL02] 原子力世論の推移と情報獲得行動
当部会の2019年度業績賞を受賞した北田淳子氏の「原子力発電世論の力学」は、原子力発電に関する世論の実態を長期継続調査のデータに基づき、社会学の視点を用いて明らかにしたものである。本企画ではまず、同氏にその要諦を紹介していただく。また、木村浩氏は原文財団の世論調査結果をもとに最近の傾向や情報源の変化を、土田昭司氏は首都圏住民や学会員を対象とした意識調査の結果をもとに、両者の認識のずれなどを紹介する。これによって原子力発電に対する世論の動向や、調査結果の背景にある人びとの意識や社会の変化について認識を深めることをめざす。