2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-4 量子線の医学利用

[3M01-04] 医療応用

2020年9月18日(金) 10:30 〜 11:45 M会場 (Zoomルーム13)

座長:前畑 京介(帝京大)

10:45 〜 11:00

[3M02] 炭素線ビームを照射した3Dゲル線量計中の放射性同位元素の評価

*豊原 尚実1、蓑原 伸一2、五東 弘昭1、下野 義章3、湯原 勝3、山下 雄生3、赤山 類3 (1. 横浜国立大学、2. 神奈川県立がんセンター、3. 東芝エネルギーシステムズ(株))

キーワード:重粒子線、ゲル線量計、放射性同位元素、Be-7、モンテカルロシミュレーション

吸収線量の3次元分布を簡易に計測できるゲル線量計の開発が進められている。一方、炭素線ビームで照射されたゲル線量計中の放射性同位元素のデータはほとんど存在しない。本研究では、照射済みゲル線量計中の放射線同位元素をPHITSで評価した。また神奈川県立がんセンターの重粒子線がん治療装置i-ROCKを用いてゲル線量計を照射し放射性同位元素を評価した。生成した主要な放射性同位元素はBe-7で、PVA-KIゲルではI-123の生成も確認した。