2020年春の年会

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[2H_PL] 福島第一原子力発電所事故の解明・復興に資する計算科学技術

2020年3月17日(火) 13:00 〜 14:30 H会場 (共通講義棟 M棟2F M-22)

座長:茶木 雅夫(エネ総研)

[2H_PL01] 核分裂生成物の挙動に関する計算科学的アプローチ

*逢坂 正彦1 (1. JAEA)

福島の復興を支援するための多様な計算科学技術の開発がなされ、放射性物質の動態予測シミュレーション、オフサイトでの空間線量率の変化計算、また、廃炉に向けた構造物の強度評価や燃料デブリの組成評価などが進められている。同時に、スーパーコンピュータ「京」が運用を終え、「富岳」が2021年頃の運用開始を目指し開発が進んでいる。
本企画セッションでは、格納容器コンクリートおよび土壌へのセシウム吸着の評価、燃料デブリ特性の計算および実験による評価、ならびに最新のスーパーコンピューティング動向等について講演を行う。福島の事故と現状の理解および将来予測により復興に資するための、最先端の計算科学技術やハードウェア、将来展望などに関して議論する。