[1A05-08] 福島第一原子力発電所滞留水

[1A05] 福島第一原子力発電所2号機トーラス室滞留水のα核種分析

(1)固形分に含まれるα核種の存在形態分析の概要

*北辻 章浩¹、大内 和希¹、蓬田 匠¹、岡 壽崇¹、二田 郁子¹、比内 浩¹、駒 義和¹、今野 勝弘² (1. JAEA、2. 東電HD)

キーワード：福島第一原子力発電所、滞留水、α核種、微粒子、粒子分級

福島第一原子力発電所の滞留水に含まれるα核種の存在形態を把握するため、微粒子状固形分をろ過法により粒子サイズことに分離し、粒径分級ごとの固形分に含まれるU,Pu等のα核種の分布状態や存在状態を分析した。α核種の大部分は粗大粒子の分級フラクションに含まれ、トーラス室床部に沈殿していると考えられる。