[1A_PL02] Integration of safety arguments and evidences into a safety case carried out at NUMO
NUMO包括的技術報告書を例として
地層処分事業では,事業者が事業の段階ごとに最新知見を反映して処分場の安全性を説明するための文書として「セーフティケース(Safety case)」を取りまとめ,それを拠り所として社会に対して繰り返し説明していくことが求められる。セーフティケースの内容は広範な科学技術分野にわたり,地層処分の安全確保の考え方に特有な論証構造を有しているため,各関連学術分野の専門家にとっても難解であり,安全コミュニケーションを進めるうえでの課題となっている。本企画セッションでは,地層処分の安全コミュニケーションの現状と課題を共有し,特に各関連学術分野の専門家間のコミュニケーションに焦点を当て,今後の取り組みなどについて議論する。