2021年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[1E01-06] 外的事象リスク

2021年9月8日(水) 10:15 〜 11:55 E会場

座長:宇井 淳 (電中研)

10:30 〜 10:45

[1E02] 飛翔体の斜め衝突を受ける鉄筋コンクリート板構造の局部損傷に関する研究

その2:試験結果

*康 作夷1、奥田 幸彦1、西田 明美1、坪田 張二1、李 銀生1 (1. 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)

キーワード:飛翔体衝突試験、鉄筋コンクリート板構造、局部損傷、斜め衝突、柔飛翔体

これまでに、飛翔体衝突を受ける鉄筋コンクリート(RC)板構造の局部損傷については、板構造に対して垂直に衝突する研究が主であり、斜め衝突に関する研究はほとんど行われていないのが現状である。本研究では、衝突角度、剛性の高い剛飛翔体及び剛性の低い柔飛翔体の飛翔体種類やRC板構造の板厚を変化させた試験条件に対する飛翔体衝突試験を実施し、RC板構造の局部損傷挙動を確認するとともに、解析手法の妥当性を確認することを目的とする。本稿では、その2として、RC板構造の局部損傷である貫入、裏面剥離及び貫通現象に着目し、剛及び柔飛翔体の垂直及び斜め衝突を受けるRC板構造の試験結果を分析し、得られた知見について報告する。